虹の国からナマステ!

遠い異国の地、南アフリカで37歳で乳がん宣告?!

乳がん告知の次に衝撃だったこと

水曜日のSurgeon(外科医)との予約は朝一番。そのせいか殆ど待つこともなく診察室に通されました。Ongologistの時もそうだったけど、日本の病院の診察室より南アフリカの診察室は豪華!なんかアメリカドラマのSuitsの弁護士たちのオフィスみたいです。

先生は白人の男性でどうもハーバード大学を卒業しているようで、その証書が飾ってありました。それを見てすごくできる先生なのかなって彼に言ったら、きっと彼はそう思わせるためにあんなに目立つ場所に飾ってるんだろうねって(笑) 最初のほうの話はOncologistに言われたことと殆ど変わらなかったのですが、中盤から結構衝撃的なことを言われました。。。先生としては胸の全摘出を考えているってことです。私も彼もステージ1と言われていたので、その初期段階で全摘出になるとは予想しておらず、全摘出をしなければ、再発率が10%上がるとのこと。どうしても温存したければ、そうすることもできるけれども、全摘出を強く推されました。再発率が高くなる=死亡する可能性も上がるということだと私は考えていたので、それが一番良い選択肢であるのであれば仕方がないと先生に伝えました。診察の最後に全摘出をするのであれば、乳房再建も必要になるから、その先生に会ってくださいと言われました。この南アフリカの分業制、結構面倒くさい。一人の先生に会って一回で話を終えられると楽なのに。。。

全摘出に関してはショックではありましたが、致し方ないのかなと思っていて、彼としても全摘出で再発率が下がるならそうした方がいいと大賛成でした。セカンドオピニオンを受けるべきなのかなと少し思ったのですが、色々な人から話を聞くと混乱する気がしたので、セカンドオピニオンを受けずにこの先生を信じるようと決めていました。母にその旨をLINEしたら母はショックだったようで、返信がしばらくありませんでした。少し経ってから父からメールがあり、そんなに初期なのに本当に全摘出が必要なのか・南アフリカでセカンドオピニオンを受けるか日本に帰ってきてセカンドオピニオンをすべきと言われました。実は15年前位にヨーロッパに旅行に行った際に南アフリカ人の女の子と知り合ったのですが、その女の子は医者だったんです。現在彼女はアメリカに住んでいるのですが、まだFacebookで繋がっていて、たまに連絡を取っています。父にもし南アフリカでセカンドオピニオンを受けるのであれば、その女の子におすすめの先生を紹介してもらいないさいという提案もされました。先に書いたように正直セカンドオピニオンには消極的だったのですが、両親からそう言われてしまったので、形だけでもセカンドオピニオンをうけることに決めました。

早速Facebookで彼女に連絡、やはり医者ネットワークはすごい!すぐに乳がん専門のSurgeonの名前を教えてくれた上に、彼女の親友のお兄ちゃんがそのSurgionとパートナーのOncologistとのことで、今週の金曜日にそのOncologistの所に予約取るから行ってきなさいって言われました!金曜日に行きたいのは山々だったのですが、その日に乳房再建の先生に会うことになっていたし、MRIとCTの結果を来週初めに元々のOncologistから説明を受ける予定だったので、友達には金曜日無理だから改めて自分で予約する、紹介してくれてありがとうって伝えました。

私の中ではあくまで形だけのセカンドオピニオンで、全摘出をする覚悟は殆どできている状況でした。