虹の国からナマステ!

遠い異国の地、南アフリカで37歳で乳がん宣告?!

たまたま受けた乳がん検診

9月の中旬にお腹が痛くって眠れないことがあって、Family Doctor(恐らく日本でいう近所の内科医)のところに行きました。

私の英語力は日常会話は殆ど問題ないけれど、医療に関する英単語は難しくてわからない言葉だらけ。とりあえず、ドクターが言っていたのはお腹じゃなくって子宮が痛いみたいだから、超音波検査受けなさいと言わたことだけ理解。

 

南アフリカの医療システムは日本と結構違うみたいで、分業化がされています。

今回のような場合は日本だったら産婦人科に行くと思うのですが、マンモグラフィーと超音波検査専門にしているRadiologist (放射線医師)のところに行くことになりました。

こちらで入っている保険で、2年に1回無料で乳がん検査が受けられるため、いい機会なので子宮と一緒に検査を受けることに。

この時点では胸にしこりはなく、胸が痛いこともありませんでした。

ただ過去に乳首から血が出ていたことがありますが、それは医者に問題ないって言われていたし。。。(詳しいことはまた別に書きます)

 

最初にマンモグラフィーを受けて、看護師さんから「何も問題なければ次は超音波検査だから少し待ってて!」と言われて待ってたら、「ドクターが左胸に何か見えるからもう一回マンモグラフィーやります」って言われてから、看護師さんと先生から質問詰め。自分の中ではその時点できっと乳がんだろうなと悟り、パニックに。

超音波検査では先生が怪しいところを見せてくれて、何が怪しく見えるのかを丁寧に説明してくれ、2日後に生検検査とやることなりました。

パニックになりすぎて、癌じゃないのかと何回も先生に聞いて、先生はそれがわからないから生検検査やるのよとなだめられる始末。

きっと先生はうざい英語がわからないアジア人患者だと思っただろうなぁ。。。

せめてもの救いだったのは子宮に関しては子宮筋腫で癌ではないとのこと。

 

家に帰る途中、涙が止まりませんでした。

この時点で乳がんかどうか確定ではなかったけど、過去に身に覚えがあり、この日が来ることは自分の中で覚悟はしていたけど、それが今起きるとは思っていなかったです。

私は南アフリカに来る前に結婚することは諦め、一人で生きていくのだろうと考えていました。それにも関わらず、彼に出会えてとんとん拍子に婚約、人生で一番幸せを感じているときに、何故こんなことが。。。

 

家について彼に状況を泣きながら説明、彼は「癌じゃないと思うし、考え過ぎ!いつもの悪い癖!」と言われました。

とりあえず、2日後の生検には彼も一緒にくることになって、その時に改めて彼が先生から話を聞くことになりました。(私が先生の言っていることの半分しか理解できていないため。)

 

次回は生検検査について書きます。